【お元気に力を貸していただける看護師様へ】
~お互いの立場を理解して気持ちよく仕事をする為に、お伝えしたいこと・ご理解していただきたいこと~
①入浴の業務に関する仕事以外でやっていただく仕事はありません。仕事内容は「ナースの一日の流れ」(このページの下方にあります)をご参照ください。
②労働時間は基本8時30分から11時30分17時30分までですが、あくまでこれは基本であります。朝一番に入浴される方の時間に合わせて出発します。
③私たちの仕事は在宅であり利用者様が住み慣れた自宅にてサービスを提供します。
人の考えが十人十色あるように、利用者一人一人にこだわるところや介護の仕方が違います。
基本利用者様の意向に沿ったサービスを提供します。まずは信頼関係から築いていきます。
(病院ではないので言葉使いなどは敬語でお願いします。助言は慎重にお願いします。言ったことに責任を持って助言してください。私共の想いはお元気福祉サービスの入浴を一回でも利用されたら天命を全うするまで入浴のサービスを提供していく責任・義務があると考えています。)
④一日(6件程度のお宅訪問)基本休み時間は車に乗っている時になります。
車中は寝ていても何か食べていても構いません。私達のお仕事は(戦場)はお宅なので!
昼の休憩時間が1時間きちんと取れない時があることをご理解願います。
⑤煙草について、一軒一軒終了ごとに煙草休憩はありません。できれば仕事中の煙草は遠慮して頂ければありがたいです。(基本午前一本・昼一本・午後一本です。)
※トイレ休憩時にユニフォームを脱いでお願いします。
⑥訪問入浴サービスは3人で協力して提供するサービスになります。お互いを思いやり補い合い、3人で良いサービスを提供してください。自分自身の心のコントロールができない方は、協力し合う仕事でなくひとりでする仕事をお勧めいたします。
【ナースの1日の流れ】
本日1日よろしくお願いします!
*朝事務所にて
①1日のコースがホワイトボードに記入されています。訪問時間、利用者様名を確認し、利用者様のカルテを受け取ります。
②出発の準備をします。
1)カルテ内容・電子カルテ情報のチェック
2)ナースバック内の物品のチェック
時間がない時は、体温計・聴診器・血圧計の必須アイテムがきちんと入っているかだけでも必ず確認してください。血圧計はエアチェックもお願いします。
③常勤看護師がいる場合は、利用者様に対する必要事項の申し送りをします。または介護職員が行います。ほか時間に余裕がある時は、電子カルテの利用者記録の中の項目で、事前に記入できる所を記入しておきます。
*現場にて
※移動中を利用して、利用者様の情報をできるだけ早くできるようカルテ内の情報に目を通す事をお勧めします。
①車内で訪問前の申し送りを3人で行います。
→カルテの後ろに入っている ADL 表を見ながら申し送りを聞いてください。
不明なことは同乗している介護職員に確認してください。
また訪問先での情報収集について、介護者様から聴取するのか、訪問看護やホームヘルパーとの共有ノートから情報を拾う(介護者不在のお宅など)のか確認してください。
また当社での訪問時の記録方法(共有ノートに記入するのか、当社の記録用紙をお宅に置いてくるのかなど)も確認しておきます。
②訪問
1)元気に挨拶!!(^^)!
2)自宅の水道を借りて手洗い、又は当社のアルコールを使って手指消毒(カルテ表紙に記入されています)。
3)バイタル測定&情報収集(上記①で確認した方法で)
※次の2点は必ず確認してください。
IN・・・食事や水分など栄養摂取の状況
OUT・・・排尿、排便の様子
4)前回以前の記録や、訪問看護のノートなどから、その利用者様がどのような処置を行っているかを確認しておきます。
→もし処置が必要であれば、すぐ処置ができるように浴前のうちに物品を揃えたり、処置方法を確認しておくとスムーズに行えます。(処置物品の位置や行っている処置は ADL 表に記載されていますが、分かりづらかったら介護職員に聞いてください。
5)お湯が溜まったら、脱衣を開始します。
→その際に全身の皮膚をチェックし、トラブルがあればまず家族に報告が必要です。また同行している介護職員にも伝えてください。
6)入浴
入浴方法が1人1人異なりますので、周りのスタッフに聞きながら介助してください。
7)出湯
8)身体をよく拭き、保温に気を付けながら指示に従って処置を行い、着衣していきます。
→着衣の方法は ADL表に記載されています(例:どちら腕手から着脱するか、下着はおむつ類のあて方、シャツをズボンの中に入れ込むか・・・など)
必要時はいつでも介護職員がヘルプに行きますので声をかけてください。
9)浴後のバイタル測定します。
入浴時の状況について、記録用紙やノートに記入します。変化があれば家族に報告します。
10)挨拶をして退出します。
忘れ物がないかもう一度振り返ってみてください。
③帰社
→行程が終了して帰社する車内で、ナースバック物品の消毒やチェックをして下さい。消毒の仕方はナースバッグ内のチェック表に記載されています。
*帰社後
①電子カルテや申し送りなど記入できていない箇所があれば仕上げてください。
ナースバック内の物品を消毒しながら、チェック表に沿って物品がきちっと揃っているか壊れていないかなど確認し☑をしてください。もし物品に不備があったらスタッフに声をかけてください。水曜日はマンシェットカバーの交換をし洗濯しています。
*注意点
①訪問入浴看護師の医療処置(吸引、摘便など)は本来、医師の指示のもとに行うものです。
また、訪問看護とは違って処置を行うことは無償のサービスとなります。
処置が必要になった場合は、まずケアマネージャーに処置の可否の確認が必要となりますので、新しい処置を行う際はこちらの判断で実施しないように注意してください。
※新しい処置を介護者様から依頼されたら、介護職員に対応を相談してください。
②利用者様、ご家族様より様々な質問を受けることがあるかと思います。
特に処置等の医療面については、訪問看護や訪問診療が入っている場合はそちらのアドバイスを優先するように促し、当社での助言を避けてください。
③介護職員2名・看護師1名の3人でチームです。
訪問中に何かおかしいなと思うことがあったら、まずは周りのスタッフに確認してください。
介護職員も利用者様の情報をたくさん持っています。
④何か変化があったら、マネージャーや訪問看護、場合によっては医師などもに報告することになっています。報告すべき情報かどうか判断に迷った時は、介護職員に相談して必要な情報を報告してください。
一日、本当にお疲れ様でした!
大きな力添えに深く深く感謝いたします!!
お元気福祉サービス
看護師さんと共に仕事を気持ちよくする会